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宇佐市に残る“戦争遺跡”

10月に入り、日中はまだ少し残暑は残るものの、ますます過ごしやすい気候となってきました! v( ̄∇ ̄)

空気が乾燥してるからでしょうか?
30℃近くまで上がったとしても、それほど不快に感じませんよね (*^^*)

まぁその分、朝晩はグッと冷え込み、この寒暖の差で体調管理も大変なんですが・・・( ̄∇ ̄;)

そういえば先週、少し風邪気味だった私ですが、幸いにしてそこまで酷くはなりませんでした (*^^*)ヨカッタ

皆様もお体には十分にお気を付け下さいね!


それでは本題に入ります。

今回は、宇佐市の“戦争遺跡”に関する話題をご紹介させていただきますね! v( ̄∇ ̄)


まずはコチラのスポット ↓


『宇佐市平和資料館』


“え?平和資料館なのに・・・倉庫!?”

そう思った方も多いかもしれませんが、実は現在、宇佐市では『平和ミュージアム(仮称)』の建設が計画されており、その先駆けとして、この場所に開館しているというわけなんです (*^^*)

いわゆる・・・「仮住まい」ですね(笑)

で、今回コチラをご紹介したのは、ココにと〜っても興味深いモノがあるからなんです ( ̄m ̄*)

それがコレ! ↓

※零戦21型(模型)

実はこの零戦・・・

なんと!今年の年末に公開予定の映画『永遠の0(ゼロ)』の撮影で実際に使用された零戦なんですよ! Σ(゜Д゜ノ)ノ



上からコックピットを覗くことができたり・・・ ↓


零戦のコックピットはどんなものだったのか、実際に座って体感することもできます ↓

※ちなみに、これも映画の撮影で使用されたものらしいです。

「永遠の0(ゼロ)」の特設コーナーも設けられてました ↓



しかし、なぜ一体「零戦」なのか?

宇佐市にはかつて海軍航空隊があり、昭和14年10月に開隊された当初は実戦訓練を行う航空隊だったそうですが・・・

しかしながら、太平洋戦争末期に「特別攻撃隊」の基地として使用される事となり、多くの若者が特攻隊員として出撃していったそうです。

また市内は、昭和20年に4回ほど大規模な空襲を受けていて、今も尚、その爪痕が数多く残されてるんです。

そんな宇佐海軍航空隊の歴史や宇佐への空襲、宇佐から出撃した特別攻撃隊、市内の戦争遺跡について詳しく知ることができます ↓





それでは実際に、宇佐市に残る「戦争遺跡」の一部をご紹介させていただきますね v( ̄∇ ̄)


◎【海軍航空隊滑走路跡地】 ↓


今は長い直線道路(県道)になっていますが、かつてここが滑走路で使用されたものだということは、何となくですが実感できます。


◎戦闘機を格納していた【城井1号掩体壕】 ↓


掩体壕(えんたいごう)とは、軍用機を敵の空襲から守るための施設ですね。

ちなみに、ここには歌手:一青窈さんが訪れた際に書いたメッセージが残されています ↓



◎空襲の痕が残る【宇佐海軍航空隊落下傘整備所(レンガ建物)】 ↓


はっきりと弾痕が・・・ ↓



◎爆弾によって出来た【爆弾池】 ↓




・・・あれ??

ただの田んぼにしか見えませんが ( ̄∇ ̄;)


本当はこんな感じなんです ↓



◎激しい空襲の中で奇跡的に残ったとされる、蓮光寺の【生き残り門】 ↓


このお寺の本堂、そして周辺の住宅は、ほぼ壊滅的な被害だったらしいのですが、奇跡的にこの門だけが残ったそうです。


「戦争遺跡」は他にありますので、各場所についてはコチラの看板でご確認下さい ↓

※詳しいマップは平和資料館にて配布されています。


というわけで・・・


『宇佐市平和資料館』の場所はコチラ ↓



詳細&お問い合わせはコチラまで ↓
宇佐市役所公式サイト

【宇佐市平和資料館】
宇佐市大字閤440番地の5
TEL(0978)33-1338
開館時間{9時から17時まで}
※入場無料


宇佐ICから近い場所にありますので、弊社をご利用のお客様でも、ほんの少しだけ時間に余裕があれば、気軽にお立ち寄りいただけると思います!

皆さんも機会があれば是非一度、映画の撮影で使用された零戦や数々の資料が展示されている「宇佐市平和資料館」、そして当時の爪跡が残る「戦争遺跡」を訪れてみてはいかがでしょうか v( ̄∇ ̄)
[登録日] 2013/10/05 17:20 | 固定リンク | コメント(8)
  • ▼ コメント
  • 宇佐に生々しい戦争の傷跡があったんですね。
    徳山の大津島、呉と軍需施設がいっぱいだった事実に驚きつつ、こんなのどかなところなのに・・・・
    そんな印象が強く残りました。
    それでも70年ちょっと前の話ですからね。
    これら戦争遺産が訴え続けている事実を忘れないようにせねば。と思いました。
    投稿者: ポチョムキン |2013/10/06 01:04
  • ポチョムキン様コメントありがとうございます。

    宇佐市は、普段ちょっとした買い物などで頻繁に訪れている場所ということもあり、あまりにも身近すぎて・・・戦争遺跡の案内看板があるのは知っていたものの、特に気を留める事なく通りすぎていました(^^;)

    今回訪れるきっかけをいただいたのは、紛れもなく「永遠の0」の撮影で使用された零銭ですね(笑)

    これを期に、「皆様にも宇佐の戦争遺跡を知っていただこう!」と、今回初めて巡ってみたんです(^^)

    しかし実際に訪れてみると、思ってたよりも生々しい傷跡が残されていて、正直かなり驚きました。
    特に「掩体壕」は、全国でも沖縄と宇佐の2か所しか保存されてない大変貴重な戦争遺跡だということも初めて知りましたし・・・。

    これぞ「灯台下暗し」ですね。
    ホントにいい勉強になりました(^^;)
    投稿者: フェリースタッフ豊田 |2013/10/06 11:46
  • 場所的にナフコの裏なんですね、からあげ太閤の近くじゃないですか!!時間のある時に行ってみます。
    トラックで入るにはちょっと狭いですね、 トラック駐車できますかね?
    投稿者: 温泉トラック |2013/10/06 16:05
  • 温泉トラック様コメントありがとうございます。

    あ、そうです!
    おっしゃるとおり、「からあげ太閤」さんのすぐ近くなんです!(^^)

    実は本文でこの事に触れようと思ったんですが・・・
    長文になりますし、何より、本題から大きく逸れてしまいますので、最終的に断念しました(^^;)

    宇佐市平和資料館は、私が取材に訪れた際も中型のマイクロバスが停まってましたので、4tトラックであれば、まず大丈夫だと思います(^^)v

    もしお時間に余裕がございましたら、是非一度訪れてみてください(^^)
    投稿者: フェリースタッフ豊田 |2013/10/07 00:00
  • 本日平和資料館に行ってまいりました、40分みっちり館内の展示物を見ました、あれくらいの方が見やすいですね、大和ミュージアム 広島平和資料館は まる1日でも読みきれないだけの膨大な資料がありますから。
    サイクルマップを頂きました、えんたいごう に行きたかったのですが、フェリーの時間までに竹田津に行かなければ行けないので、本日は断念、場所は宇佐に新しくできたヤマダ電機の先をづっと走れば着くことが解ったので後日行きます。
    投稿者: 温泉トラック |2013/10/11 23:32
  • 温泉トラック様コメントありがとうございます。

    え?昨日行かれたんですか?
    乗船の際に一瞬だけお会いしましたが、まさかその前に行かれてたなんて思ってもいませんでした(^^;)

    宇佐平和資料館は、平和ミュージアムが完成するまでの「仮のお姿」なんですが、それがかえってコンパクトで見やすいですよね(^^)

    展示品にしても、本来宇佐市が保有してる遺品のほんの一部しか展示されてないそうです。

    なんといってもメインは「永遠のゼロ」の映画の撮影で実際に使用された零戦の模型なので(^^)v

    掩体壕は、資料館から国道を跨いで海方向を真っ直ぐ進むと左側に見えてきますよね(^^)
    その時、確かにヤマダ電機さんの前を通ります(笑)

    そして、もうお気づきになられたと思いますが、掩体壕が見える直線道路が「滑走路跡地」なんです(^^)

    あの周辺に戦争遺跡が集中しており、気軽に巡る事ができますので、是非訪れてみて下さいね!(^^)

    ・・・とはいっても、4tトラックだと、「城井1号掩体壕」以外は少々厳しいかもしれませんが(^^;)
    投稿者: フェリースタッフ豊田 |2013/10/12 10:26
  • こちらはりょうたの手羽先の前に行ってまいりました。
    当初は大したことないやろと、バカにしていた感も正直ありましたが、少ないながらも貴重な資料があって感動しました。
    涙腺がうるんだのは内緒です。
    先に掩体壕も行ってきましたが、こちらは句碑も多数建っていて泣けますね。
    若くして望まずに逝った勇気ある方々に敬意を払わずにいられません。
    宇佐市平和資料館の正面外観を撮り忘れましたが、現在はサッシの開き戸が付いており、空調も効いていました。

    >なんといってもメインは「永遠のゼロ」の映画の撮影で実際に使用された零銭の模型なので(^^)v

    零銭ではなく零戦ですよ〜(爆)
    投稿者: とり |2014/04/21 02:34
  • とり様コメントありがとうございます。

    宇佐市平和資料館と掩体壕にも行っていただいたんですか?

    本当にありがとうございます(T-T)

    平和資料館は、本文でもご紹介させていただいた通り「仮住まい」なので、もしかしたら“物足りない”と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・それでも内容の濃い資料&展示物の数々は一見の価値があると思います(^^)

    中でも、やはり映画「永遠の0」の撮影で使用された零戦は大変興味深いですよね!

    掩体壕は、私もとり様と全く同じ気持ちになりました。

    この地から飛び立った若者たちの気持ちを想像すると涙が出てきます(T-T)

    改めて「戦争は本当に不幸な事」だと、心から痛感した次第です・・・。

    >零銭ではなく零戦ですよ〜

    あ、変換ミスをしてました!(>_<)
    訂正してお詫びいたします m(__)m
    投稿者: フェリースタッフ豊田 |2014/04/21 11:18
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