今週になって気温もグッと下がり、一気に晩秋を感じるようになってきました。
晩秋というより、もはや冬の装い?
相変わらず、冬は駆け足でやってきますね ( ̄∇ ̄;)タラ〜
ただそうはいっても、大変過ごしやすい時期でもあります!
間もなく紅葉シーズンを迎えますし、お出かけには今がまさに「最適の季節」ですよね! v( ̄∇ ̄)
大分県には、九酔渓・深耶馬渓・用作公園などなど、九州を代表する魅力的な紅葉スポットが数多く点在します。
『県内の紅葉スポットを巡りながら、いろんな温泉も満喫したい!』
そんな欲張りな旅を可能にしてくれるのも「おんせん県おおいた」の大きな魅力なんですよね♪
では、本題に入ります (*^^*)
今回ご紹介させていただくのはコチラのスポット ↓
竹田津港からお車でわずか10分程度!
国東市国見町岐部にある『国見ふるさと展示館』です v( ̄∇ ̄)
国見ふるさと展示館は、幕末期に築造された旧庄屋屋敷・有永邸を国東市(旧国見町)が買い取って修復したもので、木造2階建ての母屋を中心に、離れや蔵、日本庭園などが配置され、施設そのものが重要な文化財となっています。
“庄屋”といえば・・・
『お主も悪よのう。イッヒッヒッヒ♪』『いえいえ、お代官様ほどでは。ヒャッヒャッヒャ♪』な〜んて会話が聞こえてきそうですが、ここは違うと思います・・・多分 ( ̄m ̄*)ヾ( ̄∇ ̄;)オイ
また冒頭から話が逸れてしまいました ( ̄∇ ̄;)スイマセン
さて、まずご紹介するのは、郷土の先哲『ペトロ・カスイ岐部神父』について
とはいっても、ご存知の方は少ないでしょうが・・・
こんな方 ↓
『ペトロ・カスイ・岐部( - きべ、日本名・実名:岐部 茂勝(きべ しげかつ)、1587年 - 1639年7月4日)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての日本人キリスト教徒、イエズス会司祭。ローマへの途上、日本人としてはじめてエルサレムを訪問。近世初頭の日本人の中で最も世界を渡り歩いたため「日本のマルコ・ポーロ」「世界を歩いたキリシタン」ともいわれる。』
※Wikipedia参照
その波乱万丈な生涯がいかなるものだったのか・・・
それが、こちらの展示館で詳しく知る事ができます ↓
※「日本の精華」 1646( 正保3 )年 ローマ刊
石仏や古寺が点在し「仏の里」と称されるほど、仏教文化のイメージが強い国東半島ですが、 ペトロ・カスイ岐部神父の影響なのか、実はキリスト教徒も多く存在したんですよ。
ただ、当時は今のように「宗教の自由」がなかった時代です。
禁教令により、キリスト教は厳しく禁止されていた為、信徒は「隠れキリシタン」として密かに信仰を続けていました。
国東半島には、その痕跡が数多く残っているんです ↓
そんなペトロ・カスイ岐部神父の資料館としても活用されている有永邸ですが、何と言っても一番の魅力は、築140年以上とも言われる家の造り、そして庭園なんです! v( ̄∇ ̄)
この大変趣深い空間を活用して、国東六郷満山文化・民俗文化の紹介や地元芸術家さんの作品などが展示されています ↓
国東半島を中心に活動されている芸術家さんたちの作品(一部) ↓
また、地元国見が生んだ偉大な洋画家:江藤哲画伯ほか、国見町出身の陶芸家・工芸家の作品が展示されている部屋がコチラ ↓
※本来は撮影禁止ですが、今回特別に許可をいただきました m(__)m
こういった荘厳な雰囲気の中で見ると、作品が一層引き立ちますよね (*^^*)
そして、私の一番のお気に入り♪
「有永邸の庭園」がコチラ ↓
CMに出てきそうな、京都のお寺さんみたいな佇まいですよね!
近代的な建物が増えてきた中で、こういった雰囲気はホントに落ち着きます (*^^*)
※年のせい?(笑)
※離れの二階から撮影した有永邸の全景
以上が、「ふるさと展示館」の魅力ですが・・・
実は、もう一つ大きな魅力があるんです! v( ̄∇ ̄)
それが、敷地内にあるコチラ ↓
「お食事処:城山亭」さん
地区の女性グループがつくる素朴な田舎の味は、100%が国見の材料で、名物である「古代米(赤米)」を使った料理は、地元の方はもちろん、遠方からもわざわざ訪れるほど大人気なんですよ v( ̄∇ ̄)
中でも一番人気のメニューはコレ ↓
国見特産であるタコを使った「たこカレー」(600円)
・・・とはいっても、単に肉の代わりにタコを入れただけのカレーじゃないんですよ ( ̄m ̄*)
タコを溶けるくらいまで柔らかくじっくりと煮込んでいるため、タコの風味がスゴイ! O(≧∇≦)O
少しモチっとした赤米との相性も抜群で、とっても美味しいんです!
そして、同じく人気なのがコチラ ↓
ランチ定食(揚物・お汁付)
このボリュームでなんと500円! Σ(゜Д゜ノ)ノ
しかも!
いずれのメニューにも・・・ソフトドリンク(単品300円)が付いてくるんです!! O(≧∇≦)O
つまり、カレーだと300円で、定食だと200円で食べられる!?
※その感覚はちょっと間違ってるかもしれませんが(笑)
“お得で美味しい!”とくれば、人気があるのは当然ですよね! v( ̄∇ ̄)
最後に、是非お土産で買っていただきたいのはコチラ ↓
赤米大福(400円)
中に入っているあんこは、ほどよい甘さの「白あん」で、お多福豆の皮を丁寧にむいて作った素朴で優しい味わい。
まさに“おふくろの味”ですね! (*^^*)
というわけで・・・
場所はコチラ ↓
お問い合わせは下記まで ↓
【国見ふるさと展示館】
所在地:大分県国東市国見町大字岐部
TEL:0978-83-0321
開館時間:9:00〜17:00
休館日:毎週水曜日(祝日の場合は翌日)12/29〜1/3
入館料:大人¥200-. 中学生以下は無料
実は今回初めて訪れたんですが、あまりにも魅力的な施設だったので、正直かなり驚きました。
「灯台下暗し」とはまさにこの事!今までご紹介してなかったのが恥ずかしく思えるほど、魅力的なスポットです!
竹田津港からはお車でわずか10分程度なので、フェリーをご利用のお客様は、是非お気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか v( ̄∇ ̄)