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くにさきの「鬼」ここにあり!伝統が受け継がれる数少ない工房

改めまして、皆様

新年明けましておめでとうございます♪


お正月はたくさんのお客様にご乗船いただきまして、本当にありがとうございました!

今年の年末年始は天候にも恵まれ、海上も年末にほんの少し荒れた日もありましたが概ね穏やかだったので、皆様にご迷惑をお掛けせずに済んで本当に良かったです σ(^_^;) ←これが本音



とにもかくにも、新たな年がスタート!

今年はいろんな事にチャレンジしていきたいので、もしかしたらブログは昨年以上に緩〜い更新になってしまうかもしれませんが・・・

また新たな気持ちで頑張って参りたいと思っておりますので、今年も1年間どうぞ宜しくお願い致します m(__)m





それでは、本題に入りますね (*^^*)


2018年、国東半島は「六郷満山開山1300年」という大きな節目の年でした。

私も例年にないほど半島内の寺院を訪れる機会が多く、改めて国東半島独自の神仏習合文化の奥深さを知る事が出来ました。



今回の話題は、お寺巡りをしてる際にずっと気になってたコレ ↓


とっても可愛い鬼のお面のアクセサリー!

訪れた方なら、一度は目にした事があるんじゃないでしょうか。


“これってどこで作ってるんだろう?”とずっと思ってたんですが、先日ようやく場所が分かったので、その工房をご紹介させていただきますね!(^∇^d)


コチラ ↓


竹田津港からお車で約1時間。

国東市安岐町にある『民芸六郷山房』さん



※県道34号線沿い。写真手前が大分空港方面、奥が豊後高田方面です。


▼ギャラリーがある建物はコチラ 






民芸六郷山房さんは、六郷満山の伝統行事「修正鬼会」で使用される鬼会面のレプリカなどを製作・販売されている、国東半島でも数少ない工房なんです v( ̄∇ ̄)
※もしかしたらココだけかも。


▼鬼会面


▼天狗



▼国東の鬼だけじゃなく、岩戸神楽で使われるお面も。



▼奥には伝統芸能などに使われてきたお面や獅子舞などもありました。



こういった工房を訪れるのは初めてだったので、とにかく興味津々♪

写真撮影も忘れるほど、作品に見入ってしまいました。



私がずっと気になってた小さな鬼のお面もありました! ↓

※人気のあまり生産が間に合わず品薄状態なんだとか。

あ、このお面・・・鬼会面のミニチュア版だったんだ(笑)

鬼会面は22ヶ寺に100面ほど残されていて、それぞれのお寺でお面の形態が異なるそうです。




ちなみに、って一般的には「狂暴怪異」・「荒くれもの」という存在ですが、国東半島では厄を払い人々に幸せを届けてくれる「仏」として崇められているんですよ。



※この経緯については長くなるのでここでは省きますが、とっても面白い話なので興味のある方は是非、下記のリンクをご覧になってみてください。 ↓
鬼が仏になった里『くにさき』 ◎日本遺産ポータルサイトより


つまりくにさきの「鬼」は、沖縄でいうところのシーサー
「修正鬼会」は、秋田でいうところのなまはげ

・・・に、近いイメージかな?

↑「いい加減な事を言うなー!」と、六郷満山の住職方から一斉に非難されるかもしれませんが(笑)




民芸六郷山房のご主人は、先代である父親の跡を継いで制作をされている二代目の虎熊さん ↓

※作業されてる様子を撮影したかったんですが、(諸々の事情から笑)どうしても許可をいただけなかったので、結果的にお面を被ったお茶目なショットでのご紹介になってしまいました(笑)


▼ギャラリーの隣にある工房


工房には製作中の作品がたくさんあり、簡単な工程や苦労話など、興味深いお話をたくさん聞かせていただきました (*^^*)


虎熊さんはとっても気さくで魅力的な方なので、皆さんにも是非お会いしていただきたいです♪




民芸六郷山房さんは鬼のお面だけじゃなく、仏像や干支など縁起物の製作や国東の特産品・工芸品なども数多く販売されています。



▼今年の干支イノシシの置物



▼『七島イ(しっとうい)』で作られた草履

※「七島イ」は全国で国東市しか栽培されていない特産品です。


▼七島イとコラボした作品







“お菓子の他に何か良いお土産ない?”

そんな方は民芸六郷山房さんを訪れれば、よりディープな国東半島のお土産を買うことができますよ♪ (^∇^d)







というわけで・・・


〇場所はコチラ ↓



〇詳細&お問い合わせはコチラまで ↓

【民芸六郷山房】(みんげいろくごうさんぼう)

[住  所] 国東市安岐町瀬戸田952−1
[電話番号] 0978-67-1403
[営業時間] 9:00〜17:00
[定 休 日] 不定休 
※基本的には、ほぼ365日ギャラリー奥の工房で制作されているそうですが、訪れる際は事前にお電話されて下さい。
[サイト] 民芸六郷山房



皆様も機会があれば是非一度、国東半島の伝統が受け継がれる数少ない工房「民芸六郷山房」さんを訪れ、他にはないお土産を見つけてみてはいかがでしょうか v( ̄∇ ̄)






〜追記〜

次回の更新は1月26日(土)を予定しております m(__)m



[登録日] 2019/01/12 17:45 | 固定リンク | コメント(0)
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