Top > スタッフブログ

スタッフブログ

詳細表示 リスト表示 検索

見所いっぱい♪「知恵の神様」として有名な観音さま!

1月20日は大寒。

暦の上では今が一年で一番寒い時期なんですが、今年の国東半島はあまり寒くなく、小雪がちらついた日はあるものの、実は気象庁的にはまだ正式に「初雪」としては観測されてないんです。※1月25日時点

それほど今年の冬は暖かい!

寒がりの私にとって、今年は本当に過ごしやすいです♪

そうはいっても寒さはこれからが本番なので、まだまだ油断大敵ですよね (^_^;)






それでは本題に入りますね (*^^*)



今回ご紹介させていただくのはコチラのスポット ↓


竹田津港からお車で約45分。

宇佐市上拝田にある『鷹栖観音堂』です。



鷹栖観音堂をご紹介する前に、まずはこの吊り橋 ↓


ずいぶん斬新なデザインですが、これは駅館川を挟んで向かい側にある鷹栖観音堂へ行くための架け橋として造られた全長132.5メートルの歩行者専用の橋となっています。




“こんなところにこんな立派な橋が必要なの?”って思いますが、実はこの橋がないと鷹栖観音堂をご紹介することが出来なかったかも!?

それほど重要な役割を担ってる橋なんですよ。





ちなみに周辺の景観は、古くから「小耶馬渓」や「鷹栖の仙境」と呼ばれている景勝地です。 ↓





さて「鷹栖観音堂」は吊り橋を渡った先、対岸にあるココです。 ↓



まず一番手前にある建物が『大悲堂』 ↓


東屋風の建築で、一番奥に木造の観音像が安置されているんですが、この観音様がめちゃめちゃ不気味で・・・

朽ち果てた姿はほぼ原型を留めておらず、なぜこんな姿になったんだろうと、ただただ不思議でした。

住職がいないお寺なので許可をいただけず、仏様の写真撮影は出来なかったので、気になる方は是非その目でご覧ください。



大悲堂の見どころは、この見事な天井絵なので、訪れた際は忘れずにご覧くださいね。↓




大悲堂の隣にあるのは『慈眼堂』 ↓


この後にご紹介する「観音堂」の老朽化に伴い、その代わりに建設された堂塔で、祭礼の際には多数の参拝者が一度に詰めかけるため、老朽化した観音堂では危険があることから、こちらで行われるんだとか。


「観音堂」は慈眼堂の脇にある石段を上った先にあります。↓



その前に、気になったのがこの仁王像 ↓




文殊仙寺や両子寺や岩戸寺など、国東半島のものと全然違うんですけど・・・ ( ̄∇ ̄;)

国東半島のすぐお隣なのに、ちょっと場所が変われば仁王像の形も全く変わるんですね。



さて、実は今回最もご紹介したかったのが、この『観音堂』なんです v( ̄∇ ̄) ↓



断崖絶壁の窪みに建てられた懸造りの仏堂・・・この形、何か思い出しません?





そう!
ずっとスタッフブログをご覧いただいている方ならお分かりだと思いますが、以前ご紹介させていただいた日本三大投入堂の一つ『龍岩寺 奥院礼堂』にソックリだと思いませんか?

※参照『龍岩寺 奥院礼堂』



もちろん、龍岩寺奥院礼堂ほど険しい場所にあるわけじゃないですし、規模もそれほど大きくはないですが、この何とも言えない不思議な形状が個人的に大好きなんです♪




▼観音堂の中には、龍岩寺奥院礼堂と同じく三体の木彫仏が安置されています。

※奥院礼堂の三尊仏像ほど立派ではありませんが。


▼観音堂の廻縁から望む景色





鷹栖観音は、三堂の他にも見所がいっぱい!


まず川沿いを下流に約100mほど歩くと見えてくるのがコレ ↓


正直よそ見してたら見逃すくらい存在感は薄いですが(笑)、しっかりと摩崖仏があります。


さらに100mほど進むと、現れるこのトンネル ↓



実は手彫りのトンネルで、青の洞門のようにノミの跡がいくつも残ってます。↓



もちろん現在は車が通れる(軽自動車1台分)くらい拡張されていますが、おそらく当時は人が通れるくらいの大きさだったんじゃないでしょうか。



そしてトンネルを抜けると、すぐ左側に見えてくるのが『薬師堂』↓



観音堂と同じく岸壁の中にある懸造りのお堂ですが、規模は全く違います。いわゆる「祠(ほこら)」みたいな感じですね。

この薬師堂は宇佐八幡宮弥勒寺から移された旧虚空蔵寺のご本尊が祀られているそうです。



あ、ちなみに鷹栖観音堂は「観音寺」の奥の院として建立されたそうで、本体は鷹栖観音堂の対岸に見えるこの民家みたいな建物 ↓






何だか公民館的な匂いがプンプンしますが(笑)、もちろんれっきとしたお寺なんですよ。



当時、対岸の鷹栖観音堂までは、橋もなく、川沿いは断崖絶壁のために道もなく、直接行くには渡し船か険しい山道しか方法はなかったので、最初にご紹介した吊り橋がいかに重要かお分かりいただけると思います。



吊り橋がないと、今のように気軽に参拝なんてまず不可能・・・( ̄∇ ̄;)

※そもそも「なぜそんな不便な場所に建立したのか」っていう話ですが(笑)




鷹栖観音は、「智恵観音」として学力向上や学業成就に御利益があるといわれている神様なので、特にこの時期は合格祈願に訪れる方も多いそうですよ♪ (^∇^d)





というわけで・・・


〇場所はコチラ ↓




〇詳細&お問い合わせはコチラまで ↓

【鷹栖観音】&【鷹栖つり橋公園】

[住  所] 大分県宇佐市上拝田(鷹栖つり橋公園)
[電話番号] 0978-32-1111(宇佐市役所商工観光課)
[営業時間] 特になし
[入場料金] 拝観・つり橋・駐車場いずれも無料



皆様も機会があれば是非一度、投入堂や摩崖仏など見所いっぱいの『鷹栖観音堂』を訪れてみてはいかがでしょうか v( ̄∇ ̄)







〜追記〜

次回の更新は2月9日(土)を予定しております m(__)m

[登録日] 2019/01/26 12:14 | 固定リンク | コメント(0)
▼ コメントの投稿
名前 必須

メールアドレス
※ メールアドレスは公開されません。
URL


コメント 必須 記号挿入

※ URLは自動的にリンクされます。

画像認証 必須
(半角)
※ お手数ですが、下の画像の中にある数字を上記へ入力してください。
画像認証
← 2024/10 →
01 02 03 04 05
06 07 08 09 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

スタッフおすすめスポット
アーカイブ
RSS
あかねの郷・渓泉 選べる宿泊プラン レジャーパック くにさき六郷温泉「山翆荘」宿泊&フェリー往復パック