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お酒好きの方必見!県外にあまり流通しない国東の焼酎!

明日から12月!

いよいよ今年も残り1ヶ月を切りました!

大掃除やお正月の準備など、何かと慌ただしくなる「師走」

個人的にもすでに恐ろしいほどの予定が入っており、果たしてこの一か月を無事に乗り切れるのかどうか・・・そんな状況に戦々恐々としております ( ̄∇ ̄;)タラ〜

寒さもかなり厳しくなってきましたし、なんとか無事に乗り越えて、皆さんと一緒に笑顔で新たな年を迎えたいと思います!p(・∀・)qガンバリマス




それでは本題に入りますね。


突然ですが、みなさんお酒は好きですか?(*^^*)

ここ大分県は全国有数の酒処として知られ、中でも麦焼酎の生産量は32年連続で日本一

『いいちこ』で有名な三和酒類さんや『二階堂』で有名な二階堂酒造さんなどは、お酒好きの方なら必ずご存じかと思います(*^^*)


そこで今回はお酒好きの方必見!

県外にほとんど出回ることがない地元国東で人気の焼酎をご紹介させていただきたいと思います!


それがコチラ ↓



国東市安岐町にある『南酒造』さん





県外の方はあまりご存じないと思いますが、それもそのはず。

南酒造さんの焼酎は地元だけでほとんど消費されてしまうため、県外のみならず別府市内や大分市内でもなかなかお目にかかれないという『真の地焼酎』メーカーさんなんです (*^^*)


弊社のスタッフの間でも「とにかく飲みやすくて美味しい」とファンが多く、いつか皆様にもご紹介したいと思っていたんですが、今回ご縁があって取材させていただくことができました!ヾ(^o^)/
※一期一会は大事です(笑)






現在の社長兼杜氏は先代の次女南留美さん、そして専務は長女のさやかさん。

なんと姉妹で焼酎造りをされているんですよ!


今回の取材は専務の南さやかさんにご対応いただきました(*^^*)




創業は明治元年。

戦後まもなく米焼酎造りに着手し、30年ほど前に麦焼酎造りを始めたんだそう。

焼酎は1年を通じて作られることが多いですが、南酒造さんでは先代からのこだわりを受け継ぎ、寒い季節しか蔵を稼動させません。



つまりこのタンクに入ってるのは1年分ってことになりますね。


そしてコチラが5代目(さやかさんのおじいさん)が自ら設計して作ったという世界にたった一つしかない蒸留機 ⇓


「一般的に横型のものが多いですが、うちは縦型なので蒸気が上がるのに通常の数倍くらい時間がかかるんです」だそう。




私は素人なので全く分からなかったんですが、さやかさん曰く「蒸留で取れる成分が変わり、味に大きく関わってくる」んだそう。

通常よりも時間をかけて苦味や渋みの成分を取り除くことで、スッキリとした味わいになるんだとか。


なるほど南酒造さんの味の秘密が、この蒸留機なんですね (*^^*)






また通常の麦焼酎は二段仕込みだそうですが、南酒造さんはさらに時間と手間をかけて三段仕込みを行っているんだそう。

通常より手間暇かけた丁寧な仕込みをすることで麦特有の臭みを抑えて、麦のおいしさを実感できるようになるんだとか。



一連の工程を拝見して、大量生産が出来ない理由が分かった気がします。



「麹造りは毎日手で混ぜ、蒸留中の温度管理はパイプを手で触って確認しながら細かく調整したり・・・焼酎作りが始まると半年ぐらいは全く気が抜けないので、もうホントに大変(笑)」と、さやかさんは冗談っぽく笑顔で話されていましたが、特に麹造りは男手でも相当大変な作業だと思うので、いやホントにスゴイです( ̄∇ ̄;)



ちなみに以前は瓶詰めも手作業で行っていたそうですが、「数年前に機械を導入してから、かなり楽になりました!」と笑顔で話されてました(笑)




最後に「これだけ人気が高い焼酎なのに、県外へ出荷する予定はないんですか?」と質問したところ、「全てが手作りなので生産量に限界もありますし、うちは地元に愛され、地元に育てられたので、これからも地元にために焼酎造りをします」とのこと。

カッコイイいいですよね(*^^*)


その想いはこんなところにも ⇓




駄菓子屋さん。

地域の商店が減っていき少しずつ寂しくなっていく中で、地元の子どもたちが気軽に集まれる場所を作りたいという思いから、数年前にお店の中にこの場所を設けたんだとか。





そんなたくさんの想いとこだわりが詰まった南酒造さんの焼酎がコチラ ⇓


●無濾過で仕上げている『とっぱい』(中)

すっきりしていてどんな食事にも良く合うそう。
弊社スタッフがよく飲んでいるのがこの焼酎です。

ロックと炭酸割りもオススメだそうですが、さやかさんは男らしく「ストレートが一番!」と言ってました(笑)

●寒い時期の厳選したもろみだけを使用し、濾過を最小限にした『喜納屋』(左)

濾過をあまりしていない分、濃厚でコクがあってほんのり甘みが感じられるそうで、ちょっぴりクセがあり焼酎なのにどこかウイスキーのような不思議な味わいなんだとか。


●関あじ・関さばで知られる佐賀関の漁師さんの意見を聞きながら開発したという『関の舌』(右)

漁師さんに認められた焼酎なので、もちろん魚料理との相性抜群!
お寿司屋さんや日本料理屋に人気が高いそうです。




以上、いかがでしたでしょうか?


ご対応いただいた専務のさやかさんは終始笑顔を絶やさないとっても気さくな方で、先代のお父さんなどともお話させていただきましたが、とにかくみなさん気さくでアットホームな雰囲気♪


先代から受け継いだこだわりに、女性ならではの細かな配慮と新たなアイデアが加わり、愛情を込めて作られる焼酎が美味しくないわけはないですよね!(^∇^d)




〇場所はコチラ ⇓


※ご家族で営まれているため、今のところ見学などはお断りしているそうですが、近々簡単な見学と試飲ができる新たな施設が完成するそうです。


〇お問い合わせはコチラまで ↓

有限会社 南酒造
[住 所] 大分県国東市安岐町下山口269−1
[電話番号] 0978-67-0024

・公式サイト⇒コチラ
・公式Instagram⇒コチラ



南酒造さんの焼酎は主に国東半島内の酒販店やスーパー、また大分空港などで販売されているので、皆さんも大分にお越しの際は、お土産として、また旅の思い出として、是非一度ご賞味いただいてはいかがでしょうか(*^^*)

[登録日] 2023/11/30 01:10 | 固定リンク | コメント(0)
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