今週火曜日に訪れた「春の嵐」
まぁ、当初はそう呼ばれてたはずですが、気が付くと嵐は嵐でもいつの間にやら・・・
台風並みに発達してるじゃないですか!!..・ヾ(。 ̄□ ̄)ツ キャー!!
この時期としては記憶にないほど海上は大荒れとなり、大変なご迷惑をお掛けしてしまいました(TT)
ご乗船いただきましたお客様は、本当にツライ思いをされたことと思います(涙)
スタッフ一同心よりお詫び申し上げますm(__)m
それにしても、ホントに今年の春は順風満帆とはいかないですね ( ̄∇ ̄;)
さて、気を取り直し・・・
今回はコチラをご紹介させていただきたいと思います ↓
豊後高田市熊野にある『熊野磨崖仏』です v( ̄∇ ̄)
熊野磨崖仏といえば、磨崖仏としては日本最大級のスケールを誇る国東半島でも代表的な観光スポットの一つで、また10年に一度の荒行“六郷満山峰入り”の出発地としても有名な場所なんですよ。
で、そもそも“磨崖仏”とは一体なんぞや?ということで・・・
※以下、ウィキペディア参照
【そそり立つ岩壁や岩壁を龕状に彫った内側に刻まれるなど、自然の岩壁や露岩、あるいは転石に造立された仏像を指す。切り出された石を素材に造立された石仏(独立石仏)は移動することが可能であるが、磨崖仏は自然の岩壁などに造立されているため移動することができない。】
注目は最後の部分
自然の岩壁 ⇒ 移動することが出来ない ⇒⇒⇒ 登山??
※謎の方程式
やっぱりそうですか・・・( ̄∇ ̄;)オモッタトオリダ
というわけで、入り口はコチラから ↓
磨崖仏までは約300m、受付で杖をお借りし、いざ出発!
・・・しかし、私が思ってたほどそんな甘いもんじゃありませんでした^^;
延々と続く急な上り坂を歩くこと約15分、先に参拝を済ませた観光客の方が・・・
『かなり疲れてるようだけど、ここからが本番ですよ(笑)』
え!?
ふと見上げた先には ↓
※見づらいですが、写真の上まで石段が続いてます
『・・・・・』 ( ̄∇ ̄;)タラ〜
この天まで上るような石段の先に磨崖仏があるそうです(TT)
ちなみに、この石段にまつわるお話がコチラ ↓
『これがたった99段!?そんなわけないやん・・・ブツブツ』
『こんな石段を作った鬼が悪いのか、こんな山奥に磨崖仏を作られたお方が悪いのか、登ると決心した私が悪いのか・・・ブツブツブツ』
※多分、私は仏様にはなれません(笑)
自暴自棄、そして疲労困憊になりながらも、無事に到着
それでは、ご覧下さい v( ̄∇ ̄)
これが日本最大級の磨崖仏『不動明王』です ↓
※高さ約8m
そして、そのとなりが『大日如来』です ↓
※高さ約6.7m
二体合わせて熊野磨崖仏です♪ ←どっかで聞いたフレーズ( ̄m ̄*)
・・・なんて、そんな軽いノリで冗談を言える状況(体力的に)じゃなかったのは、言うまでもありませんが ( ̄∇ ̄;)ハハハ
冗談はさておき
荘厳な雰囲気の中にどっしりと構えるその姿はまさに圧巻です!
“こんな山奥にこれほどの立派な磨崖仏を作る(彫る)”
当時の信仰の強さを物語ってますよね (* ̄ー ̄*)
ここにたどり着くまでには、それなりに苦労もありましたが、やはり一見の価値はありました^^
大分県は、国東半島や臼杵などを中心に、全国の中で約8割もの磨崖仏が集中する地域として知られていますが、とりわけ、この熊野磨崖仏は、その規模や雰囲気など、どれをとっても他を圧倒しています。
そんな魅力あふれる熊野磨崖仏へ、皆様も是非一度訪れてみてはいかがでしょうか? v( ̄∇ ̄)
・・・っと、本来ならば、このスポットのご紹介はこれで終わりなのですが、実は山道入口に、メインの磨崖仏をも上回る?ほどの、とても興味深い(ユニークな)お寺があるんです ( ̄m ̄*)フフフ
それは、次回のブログにてご紹介させていただきますね v( ̄∇ ̄)