梅雨入り発表から2週間ほど経ちましたが、ちっとも降りませんね ( ̄∇ ̄;)
雨が続くのは好きじゃありませんが、ただあまり雨が降らないのもどうかと・・・
特に農業をされてる方にとっては大事な『雨季』
もちろん大洪水は困りますが・・・やっぱり適度な雨も必要ですよね (* ̄ー ̄*)
そもそも、ホントに梅雨に入ってるんかな・・・? ( ̄∇ ̄;)
さて、話題はガラリと変わりますが
先月末、私たちが住む国東半島の方々にとって驚くべきニュースが届きました! v( ̄∇ ̄)
なんと!
国東半島宇佐地域が『世界農業遺産』に認定されたんです! Σ(゜Д゜ノ)ノ
これには、私も度肝を抜かれました ( ̄∇ ̄;)
※つまり、うちの田んぼも世界遺産・・・??
っと、その前に・・・
世界“農業”遺産って何?? ( ̄∇ ̄;)オヤ?
世界文化遺産とか、世界自然遺産なら聞いた事がありますが・・・
ちょっと調べて見たところ、上記の遺産はユネスコが認定するもので、世界農業遺産は、国連食糧農業機関(FAO)が認定するものらしく、正式名は『世界重要農業資産システム』と呼ばれるそうです。
・・・うん。やっぱりよう分からんです ( ̄∇ ̄;)
ただ、「世界遺産」には違いありません!
しかも世界でもたった25ヶ所しか認定されてないらしいので、その価値は間違いなく大変貴重なものですよね!v( ̄∇ ̄)
今回、申請したテーマは「クヌギ林とため池がつなぐ農林水産循環」
もともと降水量が少なかったこの地域に1200以上のため池を造って用水供給システムを整え、豊富にあるクヌギを使ったシイタケ栽培や水田農業を展開している点が評価されたそうです (* ̄ー ̄*)
ため池・・・
そういえば、「多いなぁ〜」とは思ってましたが、まさか1200ヶ所以上もあるなんて・・・初めて知りました ( ̄∇ ̄;)
そしてクヌギ林は、確かに国東半島ならではの光景ですね (* ̄ー ̄*)
こんな感じのクヌギ林は、国道より少し山間部に入れば至るところで見ることが出来るんです。
ちなみに、私の自宅の周辺も大体こんな感じです(笑)
そもそも、なぜクヌギがこれほど多く植えられてるかと言いますと・・・
その理由がコレ ↓
そう!しいたけの栽培に使われるんです! v( ̄∇ ̄)
皆様もご存知の通り、乾しいたけの生産量日本一を誇る大分県
しいたけを栽培する為にはクヌギが欠かせない事から、これほど多く植えられてるというわけなんですね (* ̄ー ̄*)
そして、「ため池と水田農業と用水路の循環」で、もっとも象徴的な場所といえば、なんといってもコチラ! ↓
豊後高田市にある「田染荘」です v( ̄∇ ̄)
近世から近代にかけて緩やかに進化を遂げた国東地方の農耕・居住の基盤的な土地利用形態を示す文化的景観として価値が高いとされ、国の重要文化的景観に選定されています。
集落や水田の位置が、平安時代からほとんど変わらずに残されているんですよ! v( ̄∇ ̄)
いわゆる“国東半島の歴史の縮図”が、ここ「田染荘」なんですよね。
ちなみに、今の時期は ↓
ホタルの乱舞も見ることが出来ますよ v( ̄∇ ̄)
この、中世の景観を残す田染荘など、多くの貴重な資源が守られていることも、今回世界農業遺産に認定された大きな理由の一つともなったそうです。
「田染荘」の場所はコチラ ↓
さて、世界農業遺産には登録されましたが・・・
やっぱり一番の課題は、この伝統的な景観を維持しながら、地域活性化に活かす方法ですよね ( ̄∇ ̄;)
既に現在も、この地域の特性を活かした農作業体験や農家民泊が行われ、それに加え、かつて僧侶の修験道として使われた六郷満山の険しい山々を歩く“峯道トレッキング”ロングトレイルコースが急ピッチで整備されています。
それを今後どう発展させていけるか、あるいはどう観光客誘致に繋げていけるか・・・
これって正直かなり難しいテーマではあると思いますが、ただ、せっかく世界に誇れるものがあるんですもん!
頑張って、このチャンスを活かさなきゃいかんですよね! v( ̄∇ ̄)
じゃあ、とりあえず私は・・・
国東半島の魅力をもっと積極的に発信していこうかな〜 ( ̄m ̄*)ヾ( ̄∇ ̄;)ソレダケカイ!