3月に入り、一気に暖かくなってきました!ヾ(^o^)/
ようやく寒い冬から解放され、ウキウキしてきます♪
もちろんまだまだ油断は出来ませんが、それでも一歩一歩確実に春が近づいてますよね!
ただ、花粉がすごくて大変ですが・・・( ̄∇ ̄;)
それでは本題に入りますね。
実は先日、休暇を利用して昔から憧れていた場所に行ってきました! v( ̄∇ ̄)
その場所とは・・・
昨年世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」、その代表格ともいえる長崎県の端島、通称
「軍艦島」です!ヾ(^o^)/
興味のある方も多いのではないでしょうか (*^^*)
そこで今回のブログは『特別編』として、今世界中から大注目されている軍艦島の魅力&体験記をたっぷりとご紹介させていただきますね! (^∇^d)
※かなり長くなりますが、少しだけ行った気分になれると思うので(笑)、どうぞ最後までお付き合い下さい m(__)m
・・・と、その前に。
まず、軍艦島に行くには長崎港などから発着している上陸ツアーに参加しなくてはいけません。
現在ツアーを行っているのは主に5社ですが、値段やコース・内容や所要時間などそれぞれ違います。
その中で今回お世話になったのは、高島にある石炭資料館の見学が出来て軍艦島にも上陸が出来る、欲張りな私にピッタリなコチラのツアー(笑) ↓
高島海上交通さんが運行している
【軍艦島上陸クルーズ】クルーズ船「ブラックダイアモンド号」も、スタイリッシュなデザインでカッコいいですよね♪
料金は大人3,600円・小人1,800円(+端島見学施設使用料300円)、クルーズの所要時間は約3時間10分で、午前便・午後便の1日2便運行しており、私が参加したのは午前便09:10発です。
約20分前に元船桟橋の軍艦島クルーズ事務所で受付を済ませ、いざ出港!
海上からは、長崎の街並みはもちろん、稲佐山・グラバー園・三菱重工業長崎造船所・女神橋などなど、陸上からはあまり見る事ができない角度で景色を楽しむ事ができます。 ↓
こういったところも、クルーズツアーの大きな魅力ですよね! (^∇^d)
今回は運良く、現在造船中の世界最大の豪華客船を見る事ができました。 ↓
まるでマンション・・・いや、ビルですね Σ(゜Д゜ノ)ノ
船内ではガイドさんが見どころを詳しく説明してくれるので、道中は全く飽きません (*^^*)
さて、出港して約30分ほどで最初の目的地「高島」に到着 ↓
港から徒歩2〜3分ほどの場所に、石炭資料館&軍艦島模型があります。↓
まずは模型を見ながら、ガイドさんが軍艦島について詳しく説明してくれます。 ↓
「端島」本来の姿は、模型の真ん中付近にある南北約320メートル、東西約120メートルほどの小さな瀬(岩礁)だったそうで、それを6回の埋め立て工事によって、南北に約480メートル・東西に約160メートルまで拡張し、このような姿になったのだとか。
最盛期には、この小さな島に5,000人以上もの人々が住んでいたそうで、人口密度は世界一を誇り、なんと東京の9倍以上に達したそうです!
スゴイですよね・・・ ( ̄∇ ̄;)
続いては、資料館の見学です。 ↓
館内には、坑内外で使用していた人車(トロッコ)・炭車・採炭機械などが展示されており、当時の様子や炭鉱のあゆみを知る事ができました。 ↓
これらの予備知識は、軍艦島上陸の際、より感動的に見るために効いてきます ( ̄m ̄*)
あ、そうそう!
高島といえば、この方を忘れてはいけません。 ↓
三菱財閥の創業者で初代総帥
「岩崎彌太郎」氏
ここ高島は三菱炭鉱発祥の地として知られ、岩崎彌太郎氏が買収し、石炭と共に発展。全盛期には18,000人を超える人々が住んでいたとか。
ただ、1986年(昭和61年)に閉山後、人口は急激に減少し、現在は800人程の方々しか住んでないようです。
石炭と共に衰退した悲運の島ですが、炭鉱町は何処も同じような運命を辿っていったんでしょうね。
この高島炭鉱がなければ、端島(軍艦島)も無かったかも知れません。
高島を後にし、いよいよ軍艦島を目指します。
出港5分ほどで、姿が見えてきました! ↓
徐々に姿が大きくなるにつれ、もうドキドキ・ワクワクが止まりません!(笑)
これが私がずっと訪れたかった場所、
端島(軍艦島)です!!O(≧∇≦)O
う〜ん、感動・・・ (T-T)
皆さんもご存知の通り、その姿形が戦艦土佐に似ていることから、「軍艦島」と呼ばれるようになったと言われています。
もちろん、ここからでも十分軍艦に見えますが、実はもっと軍艦に見えるポイントがあるんですよ ( ̄m ̄*)
それは後ほどご紹介させていただくとして・・・
まずは、軍艦島に向かいます。 ↓
ここだけの話、上陸の瞬間は感動のあまり足が震えました(笑) ↓
上陸してからは、ガイドさんの解説を聞きながら約220メートルの見学コースを歩いていきます。↓
※このガイドさんの語りがとにかくお上手なんです!
写真を撮る時間を忘れてしまうほど、思わず聞き入ってしまいました(笑)
それにしても、実際に足を踏み入れてみるとテレビや雑誌などで見た印象とはまるで違いますね。
まさに
『廃墟の要塞』そんな言葉がピッタリな圧巻の光景です。
想像をはるかに上回る圧倒的な存在感に言葉を失いました・・・。
ちなみに、写真撮影は見学コース内でのみ可能で、建物が崩壊する危険があるために、残念ながら廃墟の中に入ることは出来ません。
それでも目の前に広がる世界は、十分すぎるほどに美しく荒れ果てていました。
後ろ髪を引かれつつも再び船に乗り込み、さきほど見る事が出来なかった裏側に移動します。
これは軍艦でいうところの“うしろ姿” ↓
更に廻り込むと、主に住居となっていた区域でマンションなどが立ち並んでいます。 ↓
台風時は防波堤よりも遥かに高い波が打ち寄せてきたため、こちら側にある建物などは防波堤としての重要な役割も担っていたそう。
島を守るため、また狭い土地で安全に暮らすためのアイデアですが、このように、軍艦島の建物には当時の最先端建築技術がたくさん詰まっていたそうです。
さて、それではご覧いただきましょう!
最も軍艦に見えるポイントがコチラ! ↓
※クリック拡大してご覧ください。
おお〜!カッコいい〜!!O(≧∇≦)O
この姿があまりにも軍艦に似ているため、「米軍が本物の軍艦と勘違いして魚雷を撃ち込んだ」というエピソードはあまりにも有名ですよね (*^^*)
※もちろん、これは噂話ですが。
今回、軍艦島クルーズに参加して最も印象深かったのは
「今日ある軍艦島が明日あるとは限らない」というガイドさんの言葉。
長崎市が軍艦島の維持整備に充てる基金を設立したそうですが、それでも現在の技術では保存をするのはかなり難しいのだとか。
雨風による風化はもちろんですが、特に軍艦島は潮風に弱い鉄筋コンクリートの塊で出来たような島なので、当然劣化の速度は他の場所よりも格段に早いと考えられます。
ハラハラしてしまいますが、この儚さも軍艦島の魅力なのかもしれませんね。
近年世界遺産が乱立し、その価値が問われていますが、軍艦島はまさに世界遺産にふさわしい遺構だと思いました。
というわけで・・・
○今回お世話になった高島海上交通さんが運行している「軍艦島上陸クルーズ」の発着場所はコチラ ↓
※受付は、道路の向かい側にある「アパホテル長崎駅南店」さんの目の前になります。
○ご予約&お問い合わせはコチラまで ↓
高島海上交通
【軍艦島上陸クルーズ】[住 所] 長崎県長崎市元船町11番22号
[電話番号] 095-827-2470
[営業時間] 08:00〜17:00
[乗 船 料] 大人3,600円、小人1,800円
※別途『端島見学施設使用料(300円)』が必要です。
・ご予約はコチラのHPから⇒
軍艦島上陸クルーズ皆さんも機会があれば是非一度、今大注目のスポット!世界遺産「軍艦島」を訪れてみてはいかがでしょうか v( ̄∇ ̄)