2月に入っても一向に暖かくならず・・・むしろ一段と寒さが増している気が (T-T)
北陸や東京の方で大雪の話題が頻繁に取り上げられていますが、国東半島でも3日続けて雪が降るなんて、ここ数十年記憶にございません。
さすがに次の更新の時は暖かくなってるかもしれませんが、とにかく今年の寒さは尋常じゃないですね ( ̄∇ ̄;)
それでは本題に入りますね (*^^*)
六郷満山開山1300年ということで、前回、前々回と仏像ファンの方にオススメのお寺をご紹介させていただきましたが、今回はちょっと視点を変えて、
絶景スポットとして有名なお寺をご紹介させていただきたいと思います v( ̄∇ ̄)
コチラ ↓
竹田津港からお車で約40分。
豊後高田市小田原にある
【西叡山 高山寺】
西叡山は、京都の比叡山、東京の東叡山と並び、日本三叡山と呼ばれていたほど栄華を極めた山で、その八合目に位置する高山寺は「幻の寺」と呼ばれているちょっぴり謎めいたお寺なんですよ (*^^*)
詳しくご紹介する前に、まずは行き方から。
県道34号(豊後高田市〜杵築大田村線)、豊後高田市街地から車で15分ほど走ると、富貴寺のちょい手前の右側に看板が見えます。 ↓
ここから約4qほど登った先に駐車場があるんですが、これが素晴らしく広い(笑)↓
取材日は大雪が降った翌々日だったので、まだかなり雪が残ってました。
これぞ「山門」といった感じの門構えで、どっしりとした重圧感があり、なんだか身の引き締まる感じがします。 ↓
最初の
ビューポイントがここ!
振り返ると・・・ ↓
まるで飛行船!?
なんとなく空を飛んでるかのような不思議な感覚に♪
ホント、高山寺ってスゴイ場所にありますね(笑)
この門から約100mほど先に本堂があります。 ↓
どことなく富貴寺大堂に似てるような気がしますね。
それほど広くない境内ですが、とても綺麗に手入れされています。 ↓
さて、この高山寺。
平安末期に建立され、かつては六郷満山を代表する寺として栄えていたそうですが、江戸時代に火災によって焼失してしまい、再建されたのは昭和59年になってからなんだとか。
日本三叡山といわれるほど栄えていたにも関わらず、六郷満山31霊場札所に含まれてないのは、おそらくそういった理由からなんでしょうね。
火災の理由は『比叡山が全国の寺をおさめていた頃、西叡山高山寺の勢力が全国に及ぶのを恐れた比叡山が高山寺に尼を送り込み、火を放った』とか、『高山寺の大工と恋に落ちた尼が、思いのあまり寺ごと焼いてしまった』など諸説はあるそうですが、どれも定かではありません。
※とりあえず尼さんが火をつけたってとこだけは間違いなさそうですが(笑)
そういう意味では、謎めいたというより「悲運のお寺」ともいえるかもしれませんね。
ちなみに、ここ高山寺は標高471.8mで、国東半島では最も高い場所に位置するお寺なんですよ。
@高山寺(標高:471.8m)
A両子寺(標高:359.7m)
B長安寺(標高:340.9m)
C文殊仙寺(標高:309.5m)
※参照
【お寺めぐりの友】両子寺が2番目って、ちょっと意外ですね。
今回ご紹介したかったのは、ここからの眺める景色です!
それがコチラ↓
※国東半島中央部。両子山、千燈岳、屋山など。
※左側は「卑弥呼の墓」とも噂される猪群山。
※豊後高田市中心部と周防灘。
※田染の田園風景。
標高は決して高くはないですが、周囲を遮る山はなく、国東半島を一望!
眼下に大パノラマが広がります ヾ(^o^)/
運が良ければ、幻想的な雲海も見る事ができるかも♪ ↓
※豊後高田市HPより
参拝だけでなく、デートやドライブにも最適のスポットですね (^∇^d)
これは余談ですが、西叡山は「峰道トレッキングコース」にもなっていて、頂上には展望台もあります。 ↓
登り口は高山寺の横から ↓
※雪は深いし、寒いし、スニーカーだったので、どうしようか迷ったんですが、真木大堂の時にサボったんで登ってきました(笑)
およそ15分ほどで展望台&山頂に到着です。 ↓
展望台から見た景色がコチラ ↓
ちょっと、木が・・・( ̄∇ ̄;)
以上、いかがでしたでしょうか?
まるで
“天空の城”のような高山寺。
眼下に広がる大パノラマは開放感バツグン!
日本三叡山と称されながらあまり知られていない、ちょっぴり浮世馬場れした感じもまた魅力的デス。
訪れた際は是非、境内から望む絶景を思いっきり満喫して下さいね! (^∇^d)
というわけで・・・
〇場所はコチラ ↓
〇詳細&お問い合わせはコチラまで ↓
西叡山【高山寺】[住 所] 豊後高田市小田原140-66
[電話番号] 0978-25-4225
[拝観時間] -
[拝観料金] 無料
[駐 車 場] あり(無料)
皆様も機会があれば是非一度、かつて日本三叡山の一つとして称されていた『西叡山 高山寺』を訪れ、国東半島ナンバー1の絶景を満喫してみてはいかがでしょうか v( ̄∇ ̄)
〜追記〜
次回の更新は2月24日(土)を予定しております m(__)m