3月も半ばに差し掛かり、少しずつですが暖かくなってきました♪
とはいえ、やっぱり一気に春とはいきませんね ( ̄∇ ̄;)
ここ数日はあまり気温が上がらず、特に朝晩は真冬のような寒さになるほど厳しい冷え込みが続いております。
今は寒暖の差が激しいので、皆様くれぐれも体調にはお気を付け下さい m(__)m
それでは早速、本題に入りますね (*^^*)
ゆずと石橋で有名な宇佐市院内町。
その山深い里、棚田が続く山の頂上近くに
『逸見(へんみ)邸庭園』と呼ばれる、ちょっと有名な日本庭園があるのを皆様はご存知でしょうか?
個人のお宅なんですが、頻繁にメディアに取り上げられたり、有名人の方も訪れた事があるというほど立派な庭園なんですよ (^∇^d)
私も以前から噂を聞いており、ずっと気になっていたんですが、先日やっと取材に訪れることができました!
少し場所が分かりづらいので、まずは場所の説明から。
国道387号線沿い(院内ー玖珠線)、院内ICから約15分ほどのところに 『いんない余(あまり)温泉』の看板があるので、ここを左折します。↓
※写真の奥が玖珠方面。
約2.5qほど走ると、左手に「いんない余温泉」が見えるので、この突き当りのT字路を左折し、余温泉を囲うようにもう一度左折します。
※このT字路を左折してから、道が急激に狭くなります。
余温泉から集落の奥へと続く細いクネクネした道を登ること約2分。
見えてきました、これが
「逸見邸」です! ↓
じょ、城壁!?Σ(゜Д゜ノ)ノ
まるでお城のような立派な石垣にビックリ!
※まさか殿様が住んでるんじゃ・・・(笑)
お宅はコチラの入り口ですが ↓
庭園の入り口は、もう一つ奥のコチラから ↓
門構えも立派ですよね♪
「愛燦燦」と書かれた門をくぐれば、目の前に手入れの行き届いた雄大な庭園がド〜〜〜ンっと広がります!! ↓
フレームに収まり切れないくらい広大な敷地に広がる日本庭園!
これ、本当に個人のお庭ですか!? ( ̄▼ ̄|||)
ご自宅の方に見学&取材許可のお願いに伺うと、奥様が『よくいらっしゃいました。どうぞごゆっくりご覧になってくださいね♪』と、優しいお言葉で快く対応いただきました。
※ご自宅も立派すぎ!
いや〜、こりゃホントにスゴイ!! O(≧∇≦)O
庭園のことなんてほとんど知らない素人の私から見ても、その美しさと維持管理の大変さが伝わってきます。
美しい杉木立の並ぶ裏山が借景となっていて、耳を澄ませると小鳥の鳴き声が聞こえ、池の中の鯉たちが悠々と泳いでいて、ここでは時間がゆっくり流れているように感じます。
過去に2度ほど島根県の足立美術館を訪れた事があるんですが、それを彷彿するような素晴らしいお庭ですね♪
一通り見学させていただいた後、奥様にお話を伺いました。
驚いたことに、この立派な庭園は逸見さんご夫妻が1代で築き上げたんだとか!
ご主人の逸見克彦さんは御年85歳。
もともとは高校の先生をされていたそうで、昭和45年頃から趣味で庭造りを始め、45年以上の歳月をかけてここまでの規模になったそうです。
口コミで評判が広がり、メディアなどでも度々取り上げられたり、県内外から貸切バスで見学に訪れる団体もあるほど、今ではこの地区の観光名所に!
年間の維持管理費は相当なものだと思うんですが、それが無料で開放されてるなんて、本当に頭が下がります。
奥さん曰く「見に来ていただけるだけで嬉しいです。ただ主人も歳なのでいつまで出来るか分かりませんが・・・。」と、最後にちょっぴり切ない言葉も。
この先、この立派な庭園がどのように維持管理されていくのか心配になりましたが、私なんかがどうこうできる問題じゃないですよね ( ̄∇ ̄;)
四季折々の美しさを楽しめる『逸見邸庭園』
ここは間違いなく一見の価値ありですよ!(^∇^d)
というわけで・・・
〇場所はコチラ ↓
※スマホのGoogleマップで『逸見邸庭園』と検索すれば、出てきます。
〇詳細&お問い合わせはコチラまで ↓
【逸見邸(へんみてい)】[住 所] 大分県院内町栗山85 (逸見邸)
[電話番号] 0978-42-6040(宇佐市観光協会院内支部)
[拝観料金] 無料
[駐 車 場] 有り(無料、普通車約10台)
※個人のお宅なので、見学の際は必ず一言お声がけして下さいね。
皆様も機会があれば是非一度、逸見さんが45年以上の歳月をかけて、丹精込めて作りあげた壮大な日本庭園『逸見邸庭園』を訪れてみてはいかがでしょうか v( ̄∇ ̄)
ここからは余談ですが・・・
逸見邸庭園のすぐ近くにもう一つ、どうしてもご紹介したいスポットがあります!
それがコチラ ↓
【余(あまり)の滝】実は一般的にほとんど知られてない超マイナーな滝なんですが、個人的にお気に入りなんです!
駐車場は約100m先にあります。 ↓
駐車場から、わずか徒歩5分ほどで到着 ↓
写真では伝わりづらいですが、かなり迫力があるんですよ!
落差48m。
直下型の滝と違い、水が滝の途中で岩に当たりながら幾重にも分かれて落下していることから、別名「末広の滝」とも呼ばれています。
静かに水が落ちていく姿はとっても美しく、
まさに芸術的!これほど素晴らしい滝が何故あまり知られてないんだろうと、不思議で仕方ありません。
いんない余温泉から逸見邸までの途中にありますので、ここも是非お立ち寄りください (*^^*)
〜追記〜
次回の更新は3月24日(土)を予定しております m(__)m